【レビュー】トラヴィス ストライクス アゲイン: ノーモア★ヒーローズ【ネタバレなし】

インディーゲームとは、個人や小規模チームで開発されたビデオゲームのこと。基本的にダウンロードソフトとして販売されています。そんなインディーゲームたちを紹介していきます。

トラヴィス ストライクス アゲイン: ノーモア★ヒーローズ

トラヴィス ストライクス アゲイン: ノーモア★ヒーローズ』情報ページ(外部サイト)

『ノーモア★ヒーローズ』シリーズのスピンオフ作品。Nintendo Switch専用ダウンロードソフト。

あらすじ

『ノーモア★ヒーローズ2』から数年後。アメリカ南部の片田舎。

トレーラーハウスで暮らす、殺し屋「トラヴィス・タッチダウン」の元に、娘「バッドガール」を殺された父「バッドマン」が復讐に訪れる。

揉み合ううちにふたりは幻のゲーム機「デスドライブMk-II」に吸い込まれてしまう。

ゲームシステム

「トラヴィス・タッチダウン」と「バッドマン」がゲームの世界で暴れまくる。バグを蹴散らし、最深部で待つ「ゲームの主人公」を倒せばクリアとなる。

全7ステージにはアクションありパズルありレースありとバリエーション豊か。

Joy-Conおすそわけプレイで2人協力プレイができる。

アドベンチャーパート『Travis Strikes Back』では、ゲームソフト媒体である「デスボール」を集める物語が楽しめる。

感想・評価

はじめに。ゲームを起動後1分近く画面が真っ暗で何も反応がありませんが、不具合が起きてNintendo Switch本体がフリーズしたわけではありません。読み込みに時間がかかります。

本作はゲームクリエイター須田剛一(SUDA51)氏による脚本・監督作品であり、過去の作品を通してとても評価が高く世界中にファンが多いんです。僕も須田作品に魅せられたひとりでもあります。

須田氏の書くシナリオは「須田節」ともいわれ個性的で独特な表現に、時には笑わせてくれて時には衝撃を与えてきます。

そして、このゲームではアドベンチャーパート『Travis Strikes Back』でいかんなく発揮されます。

1980年代のPCゲームを思わせるこのパートは簡素なグラフィックとテキストのみです。物語を読み進めるだけですが、不思議とこの世界に飲み込まれてしまいます。文章だけで引き込むこの力はすごい。

ただアクションパートとなると、どうしたSUDA51? プレイしていくうちに、だんだんと飽きてきます。

原因は長いステージと次々と湧いて出てくるバグ(敵)たち。ひたすら現れるバグを倒し続ける展開はとても単調なんです。

そしてプレイヤーが持つ武器はエネルギーが無くなると威力がゼロになってしまいます。なので時々、充電をしてあげなければいけません。

たくさんのバグに囲まれて、その中でエネルギー充電をする行為はとても面倒臭く煩わしい。

しかし道中に現れる「バグストラ」や「ラーメンバグ次郎」は気分転換ができる癒しスポットといえるでしょう。「バグストラ」の吐く言葉には名言や迷言が多く、おもわずニヤリとしてしまいます。

有料追加コンテンツとしてプレイヤーキャラクターに「シノブ・ジェイコブス」と「バッドガール」が追加されます。そしてアドベンチャーパートにも数話追加されます。

「シノブ・ジェイコブス」は『ノーモア★ヒーローズ』ではトラヴィスの敵として、『ノーモア★ヒーローズ2』では味方として登場したキャラクター。

「バッドガール」は… あれ? 死んだはずでは? なんでプレイヤーキャラクターで出てくるの? それはプレイしてからのお楽しみということで。

アドベンチャーパートはまさに極上。だけどアクションパートに残念な部分が目立ってしまう惜しい作品ですね。

評価:★★★☆☆(3点/5点満点)

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