【書評】『神・時間術』~仕事と遊びの効率を2倍にする。最強の時間の使い方~【感想】

『神・時間術』著者・樺沢紫苑

脳のパフォーマンスを最大まで引き出し24時間を科学的に2倍にする方法

僕は昔から時間の使い方が下手で貴重な時間を無駄しているのではないか、と悩んでいました。

そんな時に出合ったのがこの本『神・時間術』。著者は精神科医で作家の樺沢紫苑さん。

樺沢さんは昔、病院で働いていた頃、仕事で無理に無理を重ねた結果、ある日突発性難聴になってしまします。

「このままでは忙しさで殺されてしまう」と危機感を覚え、必死に時間の効率化をはかり工夫に工夫を重ねた結果、今では人一倍働いたうえで人一倍遊ぶ時間も手に入れたといいます。

その方法を余すことなく書き記したのが『神・時間術』です。

読みすすめるうちに頑張れば僕にもできそう。というよりできるようになりたい。できるようになれば人生が画期的に変われそう。そう思いました。藁をもすがる思いです。

この本を読んだ一番の気付きは、集中力を引き出すというよりも集中力に合わせていくという方法なんですね。こういう考え方は僕にはまったくなかった。

時間ごとの集中力の合わせ方

時間帯ごとに過ごし方が違うようです。ここで簡単にまとめてみました。

朝の時間

朝がもっとも集中力が高まっている時間帯なので、ここにもっとも脳を使う仕事をするのがいいみたいですね。

本書では朝起きてから2時間の時間帯を「脳のゴールデンタイム」と呼んでいます。

なぜ「脳のゴールデンタイム」かというと、起きた直後の脳の中は整理整頓をされてまっさらの状態だから。まっさらの状態なので仕事の効率が抜群にあがるんだそう。

確かに朝早くから仕事をすると、とてもはかどります。脳が全然疲れていない状態なので、集中力がとても高いです。頭もよく働いてくれます。

昼の時間

仮眠をしたり少し体を動かすことで集中力をリセットします。

仮眠をするなら20~30分程度。30分を超えてしまうと脳のパフォーマンスが落ちてしまうらしいです。また健康的にも悪い影響を与えてしまうとか。

20~30分というのが意外と難しい。気持ちよくなっていつの間に多く寝てしまいがち。

夜の時間

有酸素運動をすることで第2の「脳のゴールデンタイム」をつくることができるそうです。

ただ運動のしすぎはよくなくて30分程度の有酸素運動がいいのではないか、と書いてあります。運動によって学習機能、記憶能力、モチベーションがアップするのだそう。科学的にも裏付けされた方法です。

そして疲れを翌日に持ち越さないために十分な睡眠も大切。

朝起きたあとの生活習慣で「1日」が決まり、寝る前の生活習慣で「人生」が変わる。睡眠はとてもとても重要です。

まだ有酸素運動ができるまでにはなっていませんが、最終的にできるようになれれば理想的ですね。

やってはいけないものとは

この本の全体を通じて出てくる「やってはいけない習慣」。それはテレビやスマートフォン、ビデオゲームなど観たり遊んだりすること。う~ん、僕にとって大好物のものばかりだ。

朝の時間にテレビを観てしまうと、整理整頓されたまっさらな脳の中に情報が思いっきり入ってくるため、仕事の効率がガタ落ちしてしまう。

昼の休憩時間などにスマホを観て過ごすのは、視覚情報の酷使でさらに脳を疲れさせてしまい結果、集中力をリセットできない。

夜の寝る2時間前にテレビやスマホを観る、ゲームで遊ぶなどをしてしまうと脳が興奮し「交感神経」から「副交感神経」に切り替われずに、しっかり眠りにつけなくなってしまう。

他にもある時間を効率化する方法

本書はすべて仕事のために1日を過ごそう、というものではありません。仕事を効率化し質を高め、そして自由な時間を捻出する。緩急のある時間を過ごそうということを提案しています。

例えば、捻出した自由時間はスキルを身につけるための自己成長に投資していこう。

例えば、17時までに仕事を終えて、それ以降は仕事のことは一切考えず自分の趣味や娯楽に時間を使っていこう。

例えば、テレビ視聴やビデオゲームで遊ぶなどの「受動的娯楽」は、アウトプットを前提にして遊ぶことで「能動的娯楽」に変えてしまおう。

まとめ

最後に、とても心に刺さった言葉を紹介します。

『一流の「仕事人」は、一流の「趣味人」である』

仕事も遊びも一切妥協せずに時間を有効活用していこう、というのが本書です。

本の内容をしっかり実行していけば、集中力を思い通りに効率的に使っていける。僕にとってバイブル本になりました。

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